数時間後の事柄に関する予言

今日・・・数時間後に、あの亀田が東洋太平洋王座に挑戦します。
常識的に考えて、あからさまないわゆる「噛ませ犬」としか対戦経験の無い若者に、タイトルマッチ、それも東洋太平洋王座をかけてのタイトル戦をさせるというのは、愚の骨頂というかファンに対する愚弄というか、なにしろあまりよろしくない事ではあります。
先日よりの繰り返しになりますが、亀田選手本人にはなんの罪も無い。彼は自らの役割を誠実にこなそうとしているだけで、またその誠実さの度合いは、とても(彼が幾分か演じているような)DQNな若者に履行できるレベルのものではない、非常に険しく厳しい課題なはずです。
彼は非常に、生真面目にボクサーとしての努力をしています。それは体つきでわかります。
よろしくないのは、彼をこういう形で祭り上げる大人たちです・・・って、これは先日もしつこく書きましたので以降割愛、省略。
で、あと数時間後に迫った彼の東洋太平戦ですが、おそらく、彼、亀田の勝利です。
それも高い確率でKO勝ちでしょう。
このタイトル戦、TVで全国放送されるそうです。
タイトル戦ではありますが、噛ませ犬としか対戦経験の無いグリーンボーイの試合としては異例中の異例でしょう。亀田の全国的な「売り出し」の本格的なスタートなわけです。
こういう試合で、亀田は絶対に負けません。少なくとも、亀田にとって「みっともない結果」には絶対になりません。
選手本人たちの実力の如何以前に、それが「興行」というもので、もっというとこういうときに絶対に勝てる試合しかさせない・組まないのが、「優秀な興行主」というものです。
今回の試合の興行主は、日本でもトップクラスにそれが上手な組織です。


しかし、これは余談で、また今に始まったことでも無いのですが、A選手とB選手が対戦する、という場合において、その試合の興行主はほぼ間違いなくAもしくはB選手の所属するジムである、というのは、悪癖としか言い様がありません。
興行主は、せめてタテマエだけでも中立の組織であって欲しい、と思いますがいかがなもんか。
さらに言うと、おそらく今でもそうだと思うのですが、例えば世界タイトルマッチが開催されるとすると、大抵の場合、その試合の興行主はチャンピオン側の組織で、レフェリーやジャッジもチャンプ側の指名で決められる。
慣習的にこうなってるようですが、かなり非常識な慣習のように思います。
なにしろ、今日の試合は亀田の序盤~中盤のKO勝ち、これが本命線。
もしかしたら結構もつれて判定まで行って亀田の勝ち、で、「試練の勝利」~「よくガンバったぞ亀田」みたいな形になるのかな、と。
それにしても、なんで亀田が東洋ランクインできちゃってるんだろうか?
あと、このタイ人の王者は一体なにもんなんだろうか?

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