こんなところで同級生の名前をみかけるとは。

【働く女子の実態】飲まない・買わない・セックスしない、「お嬢マン」って?
http://escala.jp/jyoshi/2009/01/post_288.html
なんだそうです。


「牛窪恵」ってどっかで聞いたことある名前だなぁと思ったら、オレの大学の同級生でした。彼女は映画学科の脚本コースで、オレは映画学科監督コース。同級生であり、同じキャンパス・校舎に通い、当然ながら何回かお姿をお見かけしたこともあるのだが、会話したことは無い。
っていうかオレはよく考えたら、大学の同級生で会話したことのない人がやたら沢山いる。殆ど喋ったことの無い人ばっかし。といって学校サボりがちだったわけではなく、また決して内向的で非社交的でいた記憶も無い。
ついでにいうと、大体我が母校の出身者は、卒業後も仕事関係でお互い関係しあってたりすることが多いのだが、オレの周囲にはゼンゼンいない。聞くところによるとみんなオレと同じような仕事してるはずなので、なんかしら接点があっても良さそうなもんなのだが、ほぼ皆無。マイミクさんに一名いらっしゃるのみ。なんなんだオレは。
思うにその理由として、弊社はいわゆる映像制作会社でありつつ、かなりそのスタンスが異質であるので、既存の方法論の中でやってる会社さんとのバッティングが無い・少ない、ってことがまずある。
あと・・・そういえば起業以来何人かの同級生と仕事関係でお会いしたこともあるのだが、ぶっちゃけ全て決裂してしまった。それもほぼ100%オレの側から「決裂」した。要するにオレの人間性に問題があって、誰も寄り付かなくなっちゃった、というね。これが一番デカかったりするかもしれない。いやはや。
 
 
さて冒頭の「ニュース」だが、オレや我が社の周辺にいつ若い男連中をみるに、あんましこういう傾向は見られない。オレらが若かった時と大して変わりは無い。っていうか彼らを見ていると、オレの若かりし時期とあまりにも同一でビックリする。おんなじようなことに悩んで、おんなじようなことに喜んだりしている。
ただ、思うに、我が国のオトコは、団塊世代をピークに少しづつギラギラした部分や「アク」みたいなものが薄まってきているような気はする。オレらも当然例外ではなく。
映画「ALWAYS三丁目の夕日」における最大の違和感は、出演者の顔つきに、あの時代独特のギラギラ感が無い、ってとこだと思う。今日ヒマにあかせて「日本一のホラ吹き男」を観たのだが、出てくる男連中の眼つきがどいつもこいつもギラギラしていて、大げさでなく圧倒される。隙あらば取って喰っちまおう、みたいな顔してますよ。
逆に女性達はドンドン強くなってますな、うん。’70年代に「ウーマンリブ」とかいって、いわゆる「猛女」然とした女性らが跋扈していた時期が有った(らしい)が、今の若い娘らはそんな事柄で立ち上がるほどのコンプレックスも持ち合わせない感じ。いやもう冷静冷徹で、これはもう素直に敬服してしまう。ありていに言って、総じて非常に男っぽい。
 
 
・・・『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』ですか。
我が同級生によるこの本、まだ読んでいないけども、思うに、『日本が変わって、草食系男子「お嬢マン」が生まれた』って方がより正確な気がする。
幕末頃にもこういう傾向があったらしい。若い男がワザと女性用着物を着たり、化粧したり、とか。
で、それがある種の「粋」であった由。この時代を舞台に採った漫画「浮浪雲」とか、主人公はこんな感じですな。
世の中が平和になり且つ安定し、それが長いこと続くと、男が男であり女が女であり続ける必要というか必然性が希薄になってくる、ってことしょうかね。
ところで・・・そういや弊社の周辺のワカモノ世代連中(18~27歳くらい)に聞くと、オトコ連中の彼女は総じて年下で、女性人の彼氏はたいてい年上なんですね。
オレなんかの時代は、やはり同級生と付き合うのがメジャーだった気がするのだが、これは思うに男女間の精神年齢の差がオレの若い時分より広がってるのかもしれません。