裁判員制度に、二大政党制、と、なんだか我が国はだんだんアメリカに近いスタイルになっていくみたいですな。
まぁこのことは今始まった事なわけじゃないわけで、要するに我が国はそういう国だってことである。それに他ならない。たまたま今回それがチョッピリ具体的だった、ってだけの話である。
でもって、そのことは、楽観できることでもないけども、そうそう悲観する程の事象でもないかとも思う。
なにしろ、そうなっちゃった(てる)んだから仕方が無い。
あちこちで言ったり書いたりしてるけども、ネットなんかをつらつら観るに、民主党政権にも数字ほどの支持はあるわけでもなく、故に今後も磐石なわけではない。
まぁ、とにかく、これからですよ、これから。
オレ的には、今回くらいビックリさせられたことは無い。
知り合いのM氏、当選!と。
M氏は、なんやかやでもう10年以上の知り合いである。
大臣経験者でも有るお父様の地盤をいい形で受け継ぎつつ、順風満帆で来た政治家生活。
都議を連続3期やったんだっけか?それを、ある事件というか事故でフイにしたかと思ったら、今回見事当選。
比例名簿で一位になってるのを見て、その粘り強さに素直に感心してしまってたのだが、今回「当選」の文字を改めて目の当たりにすると、いや、やっぱしビックリ、である。
不祥事以前より格上のセンセイになっちゃったよ!、というね。
決して悪い意味でなく、これが「政治家」というもの也、ってことなんだろうな、と思う。
逆に言うと、これくらいの手練手管?が無くっちゃ、政治なんぞ出来ない、ということも言えるかと思う。
今回「大物政治家が次々落選」だそうだが、「大物政治家」とは即ちこういった手練手管に秀で、且つしぶとく図太く政治世界を渡り歩いてきた猛者だ、ってことである。
こういう人らが軒並み落選したってことは、代替に新人候補が続々当選してる、ってことなわけだが、ホントに大丈夫かいな?と思う。特に長崎2区でこれを強く感じました。ハイ。
・・・いやまぁ、しかしM氏の当選。
転んでもタダでは起きない、とは、正にこのことである。
一回転んだってことは、転んだことの無い人より経験豊富ってことなわけで、そういう部分はオレは素直に評価し、応援していきたいと思う。
なにしろ、ガンバっていただきたいものであります。