空から”糞便の氷”落下相次ぐ、ドイツでの外出時は上にも注意?

空から”糞便の氷”落下相次ぐ、ドイツでの外出時は上にも注意?
http://www.narinari.com/Nd/20120317484.html
だそうです。

・・・我が国におきましても、昭和40年代くらいまでは新幹線etcの鉄道や旅客機も「タレ流し」だったはずですね。オレ自身が体験したわけじゃないですが、と
にかく走行中の急行列車に近寄ると否応無しにミスト状の「糞便の水」を浴びることになった由。さながらグレート・ムタの毒霧のごとし。

飛行機も同様で、この場合は落下の際に雲散霧消しいてしまうので問題無い、みたいな次第だったように思います。

いくら「雲散霧消」したところで、どこまで行っても糞便は糞便以外のナニモノでもないので、昭和50年代頃になって、乗客の糞便は必ず全てタンク
に貯めるべし、外部に撒き散らすべからず、ってなことに定まったようですが、なにしろある期間において、我が国でもウンコ、オシッコをなんのためらいもな
く撒き散らしてた、ってことには変わりありません。

でもって、その時期にいわゆる乳幼児だったオレなどの世代において、特にそれに起因する症例が頻発してたりといった話も聞かないので、まぁ、なんというか、案外ニンゲンの身体というのは頑丈だったりするんだね!という。

衛生観念というのはその時代ごとに異なるものでありまして、大昔のホームドラマ「ありがとう」シリーズなど観てますと

“今日はお風呂どうする?”

“ああ、昨日入ったから今日はいいよ”

なんて会話が当たり前にありますね。オッサンの会話じゃないよ、20歳代前半の女性という設定の2名の、だったりします。

うら若き女性でも、毎日なんか風呂入らないのが当たり前、だった時代があったってわけですよね。

(関係無いですが確か野坂昭如は物心ついてから石鹸で体を洗ったことが無いとかいう話ですね。必要以上に体の油分を除いてしまうのがよろしくない
のだ、とかいうコダワリでした。なんでそんなことにコダワってんのか意味不明でしたが、反駁する根拠も無いので、ああ、そうなんだぁ、へぇ、というね。)


平成も24年になりまして、我が国ではむしろ「行き過ぎた衛生観念」の方が問題視されてるみたいですね。

オレも以前、某大手洗剤?メーカー様のCM作ってた時期がありますが、もうナンでもカンでも除菌、除菌、除菌、でした。サラ洗う洗剤も除菌、風呂釜洗剤も除菌、便器磨きも除菌。便器を除菌してもキリが無いんじゃないかなぁ、とか思った記憶があります。

あとスーパーマーケット店員教育用ってことで、お惣菜の作り方HowtoDVDを作ったことがあるのですが、包丁からボールからまな板から、もう
思いっきりアルコール漬け。ナンでもカンでも霧吹きでもってドバドバと、これでもか!ってくらいアルコールを噴霧しまくってました。そもそもテキストに
「水滴となって落ちるくらいアルコールを噴霧すること」なんて書いてあるんだもの。

オレ的にはですね、電車や飛行機から糞便を撒き散らしてたことよりも、むしろこっちの方が問題なんじゃないか、とか思ったりします。

特に小児にアレルギー症状が多く見られるのも、この行き過ぎた衛生指向が原因では?なんて話もあるようで。

というわけで、もう眠くてダメだから寝ます。おやすみなさい。

コメントする