facebookの友達申請が大量にきている。

今年になって、大袈裟でなく15分ごとにfacebookの「友達申請」が届きます。iPadの通知が申請で埋まっています。スクロールしてもしても「申請が届いています」がひたすら並びます。どんだけオレは人気者なんだろう。どなたも似た感じのプロフ写真で、また総じて機械翻訳丸出しっぽい釣り書きなのが気にかからないでも無いですが、そういうことは気にしちゃいけない。もうオレは怒った、こうなったら全員に「許可」出してやる、と意気込んだりしたりもしましたがとてもとても間に合いません。許可ボタン押してるそばから通知が届く。またFBからホントに許可していいの?ワシャ知らんよ?みたいなメッセージも届いたりしますが、オレにも意地というものがあるのです。忍の一字です。

そういえば十数年前、亀戸のコインパーキングに停めてた我が愛車のワイパーのところに、要約すると自分は20歳の女性だがカネが無いから自分の恥ずかしいビデオをいくらかで買ってくれ、という手書き(をコピーした)A4の紙が挟まっていたことがありました。義を見てせざる勇無き也ということで指示通りに手順を踏んだら、業務用のフタの茶色い、また信じられないほど軽量なVHSが3本ほど送られてきまして、再生したら砂の嵐。同封の手紙に、やっぱり最初は恥ずかしいからこれでカンベンせよ、次はガチで送る、とありましたので、素直に従ったらナシのつぶて、ということがありました。かくしてオレはまだ見ぬうら若き金欠の女性をひとり苦界から救ったというわけです。某NPOの方よりよっぽどマシな行いをした、と、

オレがそうこうしてるところで、昨年末に行きつけの焼肉店にいきましたらマスターいわく、こないだTさん(中学の同級生)きましたよ、熟女パブの女性5、6人連れて。たいそうおモテになるんだそうですよ、とのこと。ああ彼もまた苦界の女性のために尽力しておるのだなぁ、とオレはひとり彼を想ったのでした。

斯様な次第で、バーチャルの、実在するかどうか不明な皆さんらに気を取られつつ、昨年末はリアルな方の年賀状作成がとうとう叶いませんでした。ひとえに多忙に依るもので、要するにこちらの都合。慚愧に絶えません。面目ない限りです。来週「寒中見舞い」ハガキの印刷が上がってきます。

ということで今日はもそろそろ寝ます。おやすみなさい。