高齢者と若者の「問題」。
いわゆる「文明開化」以前の我が国は、非常に高齢者に優しい国だったんですよね。
優しい、若しくは、高齢者を基準にした社会だった、と。
例えば和服。
男女問わず、あれは年寄りになればなるほど似合うんです。年取って体形が崩れて初めてシックリくるように出来ている。
だから、例えば成人式なんかで若者が着物着るときには、わざわざお腹に詰め物?したりして、人口j的に「中年太り」を作るんです。そういう体形
じゃなきゃ似合わないんですね、和服というものは。
また例えば、チョンマゲ。
ああいう髪型?がスタンダードであることによって、ハゲがみっともなくなる。どころか、むしろハゲてる方がビシッと決まるんです。
事ほど左様に、かつての日本は、年寄りが基準でありました。若い者は年寄りに合わせてひび暮らすのが常であり、常識でありました。
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